匂いは重要

ワンオーナー車の場合、ずっと自分が自動車にのり続けることになります。ですから、なかなか気づきにくいと思いますが、あなたの自動車の中にはあなたの匂いが染みついている可能性が高いです。自分の匂いは、嗅覚がずっとかぎ続けているうちに慣れてしまって、鈍感になります。しかし場合によっては、他人にとってはたまらない匂いになってしまっている可能性もあります。
ワンオーナー車買い取りの依頼をする前に、自分の自動車の匂い対策をしっかりと進めておくようにしましょう。もし臭いがきつく、しかも一般からしてみると不快なにおいと認識されてしまった場合には、それだけでマイナス査定になってしまいます。注意しましょう。匂いといっても、いろいろな種類の匂いがあります。その中でもマイナス査定になる可能性が極めて高い匂いの中の一つに、タバコの匂いがあります。もし普段から自動車の中でタバコを吸う習慣があれば、注意した方がいいでしょう。特にもともとタバコを吸わない人の場合、わずかなヤニの匂いでも、敏感に察知するといわれています。タバコの匂いですが、長年タバコを車内ですい続けている場合には、なかなか取り去ることも難しくなるでしょう。最近では、かなり性能のアップした消臭剤が販売されていますが、この消臭剤をもってしても、簡単にタバコのにおいは消せないと思ってください。
消臭剤で対策をして、少なくても買取依頼をする数カ月前からは、自動車の中ではタバコはすわないようにするということを徹底しましょう。ここまでしないと、タバコのしつこい匂いを消すことは難しいのです。また最近では、自動車の中にペットを連れ込んで、ドライブをしているというケースもあります。この場合もあまりに頻繁にペットを車内に入れていると、ペットの匂いが自動車にしみこんでしまう可能性が高いです。もしペットを頻繁に自動車に乗せていて、売却を検討しているのであれば、匂い対策を重点的に行っておきましょう。脱臭剤や消臭剤を活用して、匂いを消すように努めてみましょう。
その上で、晴れた日などを利用して、ドアを全開にしてしばらくの間放置しておきましょう。そうすれば一種の天日干しをしているのと同じような効果が期待できます。いずれのケースでも消臭剤や脱臭剤を使用することです。芳香剤だとにおいが混じって、よけいにいやなにおいになってしまうことがあります。