パーツの重要性

ワンオーナー車買い取りの査定をするときに、いろいろなポイントについて考査が実施されることになります。その中でも、パーツがどのようになっているのかということは重要なポイントになってきます。例えば、ワンオーナー車に取り付けてある部品の中で、購入しているときに装備されていたものを外して、自分仕様のものにつけかえているということもあるでしょう。
この時、その取り外したもともとついていたパーツを紛失してしまったということになると、マイナス査定になってしまう可能性は極めて高くなります。複数のオーナーを経ている中古車の場合、この純正パーツが間のどこかでなくなるリスクは高いです。しかしワンオーナー車の場合、あなたが取り外すわけですから、あなたが忘れずに保管をしっかりと管理しておけば、純正パーツがどこかに消えてしまうという事態は防げるのです。もし社外パーツに交換をしたいのであれば、それはそれで構いませんが、純正パーツはきちんと忘れないところに保管をしておきましょう。なぜ社外パーツよりも純正パーツが評価されるかというと、人によってかっこいいとか悪いというのは感じ方が異なるからです。もしあなたが「こっちのほうがカッコいい」と思って、純正パーツを外して社外パーツをつけたとします。しかしそれが万人にとってカッコいいものであるかというと、それは保証はできません。
査定員の方もそのことを理解しています。ならばもともとついていた純正パーツがあった方が自動車を売るときには無難と判断します。その結果、純正パーツがしっかりと残っている自動車の方が、査定の評価としては高くなるのです。特に自動車のパーツの中でも、サスペンションやショック、マフラー、オーディオについては純正パーツがあるのとないのとでは、査定額が大きく影響を受ける可能性が高くなるといわれていますので、社外品をつけてもいいですが、決してなくさないようにしましょう。ちなみにこれらのパーツを純正のものに付け替えるのは、それなりのスキルがないと難しいです。しかし査定を受けるときに、付け替える必要はありません。査定を受ける時にきちんと純正パーツもありますよということで、部品を見せれば、査定でマイナスされることもありません。売却するときにも取り付けずに、そのままの状態で担当者の方に渡せば問題はないでしょう。社外パーツですが、ものによっては評価をしてくれるケースもあります。しかしどのようなパーツでも必ずしも評価されるわけではないので、純正パーツがあった方が安心です。